弁護士の小倉秀夫さんが「法に触れてもやるのが新しい弁護士の姿」とツイートしてる件が、ときどき取りあげられるんですけど…。ああ、これの件ね。
依頼者から求められたことは法に触れない限りやる、あるいは法に触れても発覚する危険が小さければやる。それが、サービス業たる「新しい弁護士」のあるべき姿。
— 小倉秀夫 (Lee mi prof) (@Hideo_Ogura) April 17, 2013
なるほど。これを見ると、小倉さんが「依頼者のためなら法をも犯してみせるぞ」と言っているように見える。
前後のツイートを確認してみよう
親に金があれば、もはや参入規制なんてゼロに等しいですよ。RT @mob_mof: @Hideo_Ogura @yuukim 弁護士業界は、参入規制がきついからね。老弁護士も保護されているけれど、小倉先生も保護されている。
— 小倉秀夫 (Lee mi prof) (@Hideo_Ogura) April 17, 2013
っていうか、申告所得額が200万円以下っていうのが全体の4割を超えている業界のどこが保護されているんだか。
— 小倉秀夫 (Lee mi prof) (@Hideo_Ogura) April 17, 2013
http://t.co/Iwd6Flma13…によれば、約3400人中、約7800人が赤字、約5700人が年間申告所得70万以下、約1500人が200万円以下ですよ。RT @mob_mof: @yuukim 弁護士業界は、参入規制がきついからね。
— 小倉秀夫 (Lee mi prof) (@Hideo_Ogura) April 17, 2013
元々2万人ちょっとしかいなかった業界で、毎年2000人もの新人を押しつければこうなることはわかっていたはずだけどね。
— 小倉秀夫 (Lee mi prof) (@Hideo_Ogura) April 17, 2013
サービス産業ってそういうものではないよ。RT @mob_mof: @Hideo_Ogura @yuukim そりゃ、そうでしょう。弁護士業がサービス産業であることを受け入れればいい。弁護士になるだけでは、食べていけない、何か、他の人より秀でていなければ食べていけない。
— 小倉秀夫 (Lee mi prof) (@Hideo_Ogura) April 17, 2013
依頼者から求められたことは法に触れない限りやる、あるいは法に触れても発覚する危険が小さければやる。それが、サービス業たる「新しい弁護士」のあるべき姿。
— 小倉秀夫 (Lee mi prof) (@Hideo_Ogura) April 17, 2013
リフレとかいいながら、典型的な「しばき上げ」の論理を振りかざすところが面白いですね。RT @mob_mof: @Hideo_Ogura @yuukim そりゃ、そうでしょう。弁護士業がサービス産業であることを受け入れればいい。
— 小倉秀夫 (Lee mi prof) (@Hideo_Ogura) April 17, 2013
いわゆる司法改革によって弁護士になる人が増えると、弁護士間での競争が激しくなり、案件欲しさのあまり触法行為に走る「新しい弁護士」が出現するだろう(だからサービス業化には反対だ)、という警告のようにオレには見えるんですよ。
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